面白いと評判のコリドール(quoridor)をゲットしました!2人(推奨)ないし4人で対戦する駒がかわいいボードゲームです。ルールも単純で、自分の駒が相手側の9つのマスのいずれかに先に到達すれば勝ち。自分の左右前後に1マスずつ進めていきます。
このゲームを面白くするのは、なんと言っても壁です。自分の駒は当然相手サイドを目指して進むわけですが、対戦相手はそれを阻むための計10枚の壁を持っています。壁は2マスに渡って置かれます。それをうまく使っていかに相手の進行を阻むか、その間に自分がいかにしてうまく進むかが勝負の分かれ目になります。相手が全く進めなくなるように壁で囲うのは反則です。10回ほどプレーしましたが、以下のポイントがどうやら重要なことに気づきました。
- 1列(1行)あたりのマスが9つなので、2マス占有する壁では封じきることができない。奇数であるために生じる抜け道をいかに活用するか、または潰すかが鍵になる。
- 相手の邪魔ばかりするのでなく、自分の進路形成のために壁を置くのが重要。壁で駒を囲めないという制約があるので、うまくいけば誰にも邪魔されない専用ルートを作れる。
- 相手が壁を置きたい2マスを先読みし、そこを串刺しするように壁を置いて妨害する。
こういったポイントを押さえれば、序盤戦はある程度の定石となる手を作ることができそうです。しかし中盤、終盤で手を誤ると一気に形勢逆転するところがコリドールの恐ろしくも面白いところです。2人でやると15-20分程度で終わりますし、場所もあまり選ばないので気軽に白熱したプレーが楽しめます。小型ゲームとしてこれはかなりおススメです。
この姉妹作としてquartoというゲームもあるようです。これも面白そう。重ゲーもいいですが気楽にできるゲームも貴重ですよね。コーヒーやお菓子を楽しみながら。